理想の一人暮らしを実現するには、事前の下調べがとても重要。
見切り発車で失敗しないよう、この記事では一人暮らしを始めるために~住居の決定~新生活の準備まで順を追って解説しています。
部屋探しの大まかな流れ
- 一人暮らしの生活費を計算・予測をたてる
- 住みたい地域や街を具体的に決める
- 住みたい部屋の条件の優先順位を具体的に決める
- 物件を探して入念に下見をする
- 賃貸契約をする
- 新生活に必要な家具家電や日用品を揃える
初めての一人暮らしでも準備不足や見落としを防ぐことは、十分可能です。
本記事をじっくり読んで、一人暮らしへの第一歩を踏み出してください。
一人暮らしのお金の話|初めての一人暮らしにおすすめの3記事
一人暮らしにどれくらいのお金が必要か、知っていますか?
一人の人間が生活するためには、それなりのお金がかかります。初期費用だけ用意できても、その後の生活費が不足すれば一人暮らしはそこで終わりです。
まずは、この3記事を読んで「一人暮らしを続けるためには具体的にいくら必要なのか」を確認してみましょう。
一人暮らしに絶対にかかる生活費とは?7つの固定費を知っておこう
一人暮らしにおける固定費は、主に住居とライフラインを維持するためにかかります。
衣食住の住を維持する必要最低限の出費なので、これすら払えない人はまず一人暮らしが始められません。
自分が一人暮らしを始めたら、固定費はいくらかかるのか?生活環境や季節によってどれだけ変わるのか?最低限何か月分の固定費を払える余裕があれば安心なのか?
家賃に管理・共益費、水道光熱費に通信費…まずは、自分が毎月必ず払う具体的な出費を知ることから始めてみましょう。
実際に私が一人暮らしでかかった固定費も公開しているので、参考にしてみてくださいね。
生活費を節約するなら絶対に知っておきたい家計の変動費7選
生活を続ける上で、月によって増減する変動費の把握は欠かせません。
食費や日用品費はもちろん、医療費や美容費など人によって大きく違う変動費はきちんと管理することで家計の赤字をさけられます。
変動費の内訳は?毎月発生するとは限らない生活費の一部をどう管理すればよいのか?
自分が実際に生活するなら、どの費用にいくら見積もっておくべきなのか?工夫や節約による削減は可能なのか?
見通しの立てにくい変動費の管理も、あることを意識すればそう難しくありません。
家計や貯蓄の要ともいえる変動費をきっちり把握するために、代表的な7つの変動費を確認していきましょう。
一人暮らしに最低限必要な支出と「突然の出費」をポイント解説!
一人暮らしでは、何か起きてもまず自分一人で対応する必要があります。金銭面でもそれは同じです。
固定費・変動費の2つだけをみて、突然の出費に対応できなければ一人暮らしが破綻してしまう可能性も。
高額出費に備えた貯蓄はどれくらいあれば安心か?具体的な出費の内訳は?突然の出費でも安心できる生活のコツは?
生活上で起きる可能性の高い代表的な6つの出費について、金額や頻度・内容を詳しく解説しています。
固定費・変動費とあわせて、実際に必要になる生活費を見える化していきましょう。
一人暮らしの部屋の探し方|初心者にも経験者にも役立つ5記事
生活費の予測をたてられたら、次はいよいよ部屋探しです。
部屋探しで最も重要なことは「いかに自分の理想の生活を思い描けるか」ということ。
間取りや設備、金銭面や利便性など実現したい生活環境を明確にすればするほど、部屋探しの失敗は防げます。
自分が楽しく生活できる部屋は?不便しない周辺環境は?
「理想の生活」を見える化し、具体的に探す方法について5つの記事から詳しく解説していきます。
一人暮らしならいくらまで?家賃の目安を収入から計算しよう
部屋探しで最初に出てくる大きな悩みが「家賃をいくらにするべきか」。膨大な物件情報から自分の生活に見合う部屋を探すために、欠かせない条件の1つです。
自分の収入に見合っていて、毎月の支払に無理がなく、生活費とのバランスも理想的な…。
それなら、とにかく安ければいい?いいえ、その考え方はとても危険です。家賃の安い物件には必ず理由があります。
家賃は、一度決まれば容易に削減できないもの。不本意な引越しを繰り返さないためにも、部屋探しに適正な家賃の見定めは必須です。
この記事では一人暮らしの適正な家賃の計算方法とその理由、激安物件のリスクや事故物件について解説しています。初めて一人暮らしをする人、必見ですよ。
初めての一人暮らしで使える部屋の探し方【12の基本的事項】
家賃を決めても、なお膨大な量の物件情報から理想の部屋を探し当てるには、さらに条件を絞る必要があります。
そのために、間取りや階数、日当たりや共有設備など各条件の詳細を知ることはとても重要です。過剰な設備は生活で持て余しますし、不足すれば生活の不満が溜まりますからね。
自分に本当に必要か?不必要か?多種多様な条件を見極め、膨大な物件情報から理想の部屋を見つけてみましょう。
大手賃貸情報サイトに掲載される代表的な検索項目について、また特定の需要にこたえる入居条件について、まとめました。
是非、記事を読みながら自分に必要な条件をピックアップしてみてくださいね。
一人暮らしに人気の賃貸設備は?下見でチェックすべきポイント14選
今はWeb環境さえあれば、物件情報にかぎらず周辺環境や施設にいたるまで多くの情報をえられる時代です。
それでも、現地に直接出向かなればわからないこともたくさんあります。
「南向きだけど目の前に高層マンションで日当たり皆無」「好みの間取りかと思ったら導線が悪く生活しづらそう」「室内洗濯機置き場を選んだけど想像以上に狭かった」
自分の好みや利便性で設備や環境を変えられる持ち家と違い、賃貸は現状をそのまま活用するしかありません。
だからこそ、下見はとても重要な機会。実際に部屋を自分の目でみて、自分の生活を明確に想像することが設備や仕様の取捨選択にとても役立つんです。
この記事では私が実際に生活して感じたことも含め、物件の下見で特にチェックしたい14のポイントを解説しています。
どの街で部屋探しする?意外と知らない住む場所の決め方3選
理想の部屋の条件が決まっても、対象地域が全国区では探すのも一苦労。次は「どんな街にすみたいか」を決めましょう。
一人暮らしを始める、あるいは引越し先を探しているのであれば、すでにおおまかな地域は目星をつけていると思います。
そこから具体的に絞るためにはWebでの検索はもちろん、現地調査が欠かせません。
その現地調査で、どんな人でもこれだけは気にしてほしい3つの柱があります。
それは「交通の利便性」「治安」「災害リスク」。
それぞれどんなポイントを気にすればよいのか?せっかく現地まで赴いた時間やお金を無駄にしないよう、具体的な判断ポイントをご紹介します。
部屋探しのコツはこれだ!優先順位と妥協点を今すぐ決める方法
住みたい街・部屋の候補が絞れたら、いよいよ自分の1部屋を決めましょう。絞った条件から、さらに優先順位を決めることで理想の生活の実現に近づけます。
でも、理想の生活をイメージして選んだ条件だからこそ、簡単に優先順位を決められないですよね。ここで決めた結果が一人暮らしの地盤になるわけですから、その悩みもひとしお。
何度か引っ越し経験があればコツもつかめますが、右も左もわからない初めての一人暮らしには少々ハードルが高いでしょう。
そこで、一人暮らし歴10年の私が実践する部屋探しの優先順位と妥協点を決める方法をご紹介します。
実際に優先順位を決めた流れや詳細も書きましたので、参考にしてくださいね。
一人暮らしの賃貸契約|初期費用と安くする方法を2記事で解説
住みたい部屋の候補は絞れましたか?ある程度目星がついたら、賃貸契約の初期費用について考えてみましょう。
家をまるごと購入する持ち家とは違い、賃貸は物件の持ち主である大家さんや管理する不動産会社と契約する必要があります。そして、その契約にはさまざまな初期費用が必要です。
けして安くない賃貸契約の初期費用の内容や金額、それを安くするための交渉術について2記事にわけて解説しますね。
相場はどれくらい?賃貸契約時に必要な11の初期費用をポイント解説
賃貸契約の初期費用といえば、代表的なのは敷金や礼金です。物件情報に「家賃〇ヶ月分」と記載があれば、契約時にその金額を払う必要があります。
でも、そもそも敷金と礼金の違いって?家賃〇ヶ月分って管理・共益費は含まれるの?
保証人と家賃保証会社ってどっちがお得?設備によって金額は変わるの?断ることができるものはある?
敷金・礼金を含め、実に11種類もある初期費用。費用の発生理由や平均的な金額、全部でいくら見積もっておけば安心か?詳しく解説していきます。
私が実際に賃貸契約時に支払った初期費用2回分をまるっと記載してあるので、1つの目安としてお役立てください。
賃貸契約の初期費用を安くする方法10選と交渉を成功させるコツとは?
賃貸契約の初期費用、一人暮らしの準備でお金がかかる身にはなかなか厳しいものです。
「費用ゼロは無理でも、負担は少しでも減らしたい!」
そんな人のために、初期費用を安くできる10の方法と交渉を成功させるための4つのコツをまとめました。
10個全てを実践する必要はありません(もちろん、全部やってもOK)1つや2つだけでも、上手くいけばかなりの負担減を見込めます。
1つ注意してほしいのは、この記事をしっかり読み込んでから実践すること。方法だけ、コツだけでは上手く行かない可能性が高いです。
初期費用をどれだけ減らせるかは、あなた次第。少しでもその助けになるよう、減らせる理由や狙いめを詳しくご紹介していきます。
一人暮らしの家具家電の選び方|後悔・失敗しないための4記事
新居は決まりましたか?それでは引越!…の前に、新生活の準備を始めましょう。
生活必需品の家具や家電は、一度購入するとそう簡単に買い替えできないものばかり。お金もそれなりにかかりますから、絶対失敗したくないですよね。
家具家電の選び方や注意点は「一人暮らしならでは」に注目することが、とても重要。
引越をスムーズにすすめられるほか、コストを抑えたり、実生活にあった家具家電を購入することにも役立ちます。
初めてでも失敗や後悔のないように、一人暮らしの家具家電について詳しく解説します。
失敗しない3つの家具の選び方と配置を決める4つのコツを解説!
引越前に、新居用の家具家電を準備しておきましょう。今の住居から運ぶものは良いですが、足りない分は購入しておく必要があります。
しかし、故障や経年劣化で買い替え時期の目安がつけやすい家電と違い、家具は一度購入すれば何年も何十年も使い続けるもの。
一人暮らしの限られたスペースを有効活用するためにも、事前の確認や準備をきっちりすすめておきたいですよね。
置きたい家具の種類やサイズは?部屋を狭く感じさせないレイアウトって?購入や納品はいつ頃がベスト?搬入で気にしておくべき点は?
「一人暮らしだからこそ」の選び方、注意したい点やコツを詳しくご紹介しています。この記事をしっかり読んで、スムーズな新生活のスタートに役立ててください。
一人暮らしに必要な家具家電の費用相場を解説!安く揃える方法は?
ところで、あなたは一人暮らしに必要な家具や家電をすべて把握できていますか?
今の住居の「当たり前」を新居に用意するためにも、生活に必要な家具家電やその費用をしっかりおさえておきましょう。
必要な家具家電をすべて揃えるには全部でいくら必要なのか?準備が必要ないものはある?少しでも安く選ぶためのポイントは?出費の大きい家具家電の準備で失敗しない方法とは?
この記事では、一人暮らしの生活に欠かせない家具家電やその費用相場についてまとめてみました。あわせて、家具家電を安く揃える方法についても詳しく解説しています。
購入に行く前に、是非じっくり読んでみてくださいね。
引っ越し前にすませておきたい!後悔しない家電選びの準備と注意点
買い替え時期の目安がつけやすい家電も、適当に選べば後悔する可能性が非常に高いものの1つです。これらは、1つ1つがけして安くありません。
そして、サイズや種類によってはそう簡単に返品や交換ができない…何気にハードルの高い買い物なんです。
後悔のない家電選びをするために、スケジュールの組み方や購入前の確認事項を詳しく解説しています。
初心者にありがちな「大型家電の購入後トラブル」を未然に防ぐ方法についてもまとめたので、参考にしてください。
引越し前の慌ただしさに追われて取り返しのつかない失敗をしないよう、この記事で綿密な確認をしてから購入しましょう。
新大学生もこれを読めば安心!一人暮らしに合う家具家電の選び方15選
多種多様な家具家電から選ぶとき、「一人暮らしの生活」を意識していますか?
お世辞にも広いとはいえない一人暮らしのスペースを有効活用するには、個々で違うライフスタイルを意識することが大切です。
そこを無視すれば、過剰な仕様やサイズの家具家電を持て余すリスクは高まるでしょう。
この記事では代表的な6つの家具と9つの家電について、一人暮らしの生活に合ったものを選ぶためのポイントを解説しています。
大型家電の適切なサイズの測り方は?自炊はどれくらいのペースで?収納は足りている?冬はこたつに入りたい?
初めての一人暮らしをむかえる新大学生にもわかりやすく、自分に合った家具家電の選び方をお伝えします。
一人暮らしに必要なものを揃えよう|買い忘れ防止・コスト削減に便利な2記事
新居に必要なものは、結構多いです。目につきやすい大型家電や家具はまだしも、こまごまとした生活用品を見落とせば生活のさまざまな面で支障が出てしまいます。
生活を始めてからでも間に合うもの、そうでないものも含め、何が必要なのかチェックしておきましょう。
生活用品をひととおり揃えるために、部屋のスペースごとに確認できるチェックシートも用意しました。新生活のスタートにお役立てください。
一人暮らし歴10年の私が新生活の準備にニッセンをすすめる5つの理由
今は、把握しきれないほど多くの通販サイトが存在する時代。ほしいもの1つ探すにも、膨大な情報から選択する時間と手間がかかります。
準備期間ならではの楽しみとはいえ、引越前の忙しい時期には少々つらい問題ですよね。そこで、私がオススメしたいの老舗通販会社のニッセンです。
1970年の設立以来50年に渡る通信販売事業で、衣料品やインテリア・生活用品など幅広く取り扱っています。
正直ここだけ見ておけば、必要なものの買い忘れや見落としの心配がありません。価格もリーズナブルなので、一人暮らしには欠かせない存在です。
そんな理由も含め、一人暮らし歴10年の私がニッセンを愛用しつづける5つの理由についてお伝えします。
新大学生も新社会人も必見!一人暮らしの新生活に必要なもの33選
居間で使う生活雑貨や台所用品に、入浴用品や調理器具など新生活に必要なものは意外と多いです。
こまごまとした生活必需品は「なんとなく」で用意すると買い忘れるもの。新生活が始まる前に、しっかりチェックして揃えておきましょう。
この記事では、リビング・風呂トイレ・キッチンなど部屋のスペースごとに必要なものをまとめました。また、節約に役立つ日用品の購入方法についても詳しく解説しています。
買い方1つでコストが大きく変わる日用品、実は結構あるんです。損をしないよう、記事をしっかり読んでから買うことをオススメします。
本記事の一番最後には買い忘れ防止用チェックシートを用意したので、ぜひ活用してくださいね。
まとめ|部屋探しを制する者は一人暮らしを制す
部屋探しは、一人暮らしの第一歩です。
新生活を想像し、新しい街や部屋を探すのはとても楽しい時間だと思います。
各記事で解説したポイントや注意点を活用し、楽しい準備期間をぜひ実のあるものにしてください。
頑張って探した部屋は、新生活のその先まであなたのオアシスになること間違いないでしょう。