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新大学生もこれを読めば安心!一人暮らしに合う家具家電の選び方15選

16記事目のアイキャッチ

生活に欠かせない家電一式を揃えるのは、いつがベストなのでしょうか。

ずばり、大型家電もこまごまとした家電も、一人暮らし用に揃えるなら引っ越し前が断然オススメです。

初めての一人暮らしだと想像しづらいですが、新生活が落ち着くまでの2週間、負担はできる限り減らしておくのが賢明です。

荷ほどきしながら慣れない日常生活を送るのは身体的にも精神的にもかなり削られます。

同居人がいるならいろいろと分担できますが、一人暮らしはすべて自分でこなさないといけません。

大型家電以外は後からでも…と思わず、引っ越し前に揃えておくことが未来の自分を救うことになるでしょう。

 

また、家具・家電にはさまざまなデザイン・サイズ・仕様があります。その膨大な商品の中から自分の生活に合う家具・家電を選ぶことが、過剰な出費をおさえることにもつながるんです。

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一人暮らしなのにファミリーサイズの家具を買っても、持て余すを通り越して邪魔になりますからね。

 

そこで、この記事では、一人暮らしの生活に合った家電・家電の選び方についてご紹介します。

この記事を順番に見ていけば、初めての一人暮らしに必要な家具・家電がぴったり揃うようにまとめました。

人によって違う「一人暮らし」に合うポイントをピックアップしたので、実際に買うときに参考にしてくださいね。

狭い部屋でもぴったりハマる!家具選びは「省スペース」がポイント

チーズの家とミニマムな人々一人暮らしで気にしたい家具選びのポイントは、ずばり「省スペース」です。

限られた空間を最大限活用しつつ、快適な生活を実現するためにもしっかりチェックしていきましょう。

ベッド

一人暮らしなので、省スペースなシングルタイプのベッドがおすすめです。

シングルタイプは寝床幅が100cm前後、奥行が200cm前後で、ちょうど大人一人分のサイズです。背の高い男性は少し窮屈かもしれません。

一番多く作られており、種類も豊富なので自分にあった形を選べるでしょう。

極端に大きいタイプのベッドは場所をとりますし、搬入や搬出にてこずる可能性があるので、あまりおすすめしません。

ベッドの形は、主に次の2タイプに分かれています。

・ベッド下に空間がある

・ベッド下に収納がある

ベッド下に収納があるタイプは、引き出しにキャリーがついていて雑貨や衣類をさっとしまうのに便利です。ただし、ベッドサイズの縦半分しか収納スペースしかありません。

ベッド下が空間があるタイプは、ベッドの幅と奥行分のスペースが自由に使えます。ただし、収納用のケースを自分で用意しなければいけません。

自分の荷物の量や種類を見て、決めると良いでしょう。

 

また、頭側に棚がついているタイプのベッドがありますが、ここは好みで決めても問題ありません。

簡単な棚がついていれば本や時計を置けますし、なければベッドの上下を気にせず使えます。

私はかなり本を読む人間なので、二段棚付きを選びました。便利でしたが、最初のころは寝転がるときに目測を誤って後頭部をよくぶつけたので皆さんも気を付けてください…(笑)

 

ちなみに、ベッド下が大容量収納になっていたり、照明やコンセントがついている多機能なベッドもありますが、その分価格も高くなります。

予算や備え付けの収納数と相談して、生活に合ったベッドを選びましょう。

テーブル・イス

食事や勉強、ノートパソコンを使用するときなど日常生活に欠かせないのがテーブルです。

サイズや材質・色が大変豊富で、見ているだけでもなかなか楽しめます。部屋の壁紙や床の色をみて、合うものを選ぶとよいでしょう。

一人暮らし用サイズなら、長辺が70~75cm幅のテーブルがベストです。55cm幅ですと華奢な女性一人分といった感じで、少し狭く感じるかもしれません。

 

ところで、私が全力でおすすめしたいテーブルが1つあります。それは、こたつです。

こたつというと冬のイメージが強いですが、最近のこたつは布団を外している時に天板を固定できる夏冬両用のものがメジャーなんです。

色やサイズが豊富で、高さを調整できる足付のものもあり、選ぶのがなかなか楽しいです。こたつも色んなサイズから選べますが、一人暮らし用なら80cm幅あれば十分ですよ。

そんなこたつのメリット・デメリットをまとめてみました。

メリットデメリット
・背の低い家具なので、部屋に圧迫感を与えない

・エアコンなど他の暖房器具に比べて電気代が安い

・畳めるタイプもあるので、不要時にどけるのが簡単

・ヒーター部分は簡単に交換できるものが多い

・魅惑の暖かさから抜け出せなくなる

・あまりの心地よさに眠くなってしまう

・掃除をするときにこたつ布団をめくる必要がある

こたつの場合は座椅子が必要になりますが、これも種類が大変豊富です。
ふかふかのリクライニングタイプや、人をダメにするクッションもこたつに合いますね。

私は背筋を伸ばして座りたい派なので、正座椅子や正座クッションを使用していました。姿勢を保ち、資格の勉強に集中できてとてもよかったです。

座椅子は眠くなったときの枕にも使えます。こたつで座椅子を枕に横になってお菓子を食べながら好きな映画を見る…なんて最高ですよね。本当に、本当におすすめです。

ラグ(カーペット)

居間スペースやテーブルの下に敷いておくことで、インテリアや床傷つけ防止になります。

一人暮らしの部屋は1R~1DKが多いので、130~185cm幅のサイズで用意するといいでしょう。

色や柄の種類はもちろん、木目調のほかコルク、い草、竹、低反発など素材もとにかく充実していて、選ぶのに迷ってしまいます。

そこで、生活しやすさ重視で選ぶときのポイントをまとめてみました。

・洗える(ウォッシャブル)タイプだと衛生面で良い

・低反発素材は下階への足音を和らげてくれる

・肌ざわりを重視するのがおすすめ

ラグやカーペットはそのままだと滑りやすいので、滑り止めシートを一緒に買っておくと安心です。

床や壁紙、周りに置く家具の色を見つつ、好みのラグを探してみましょう。

日当たりのいい部屋の場合、どうしても床が日に焼けやすくなります。

ラグを敷いたところと敷かないところでくっきりと日焼けの境界線ができてしまうんです。

床の日焼けは自然に起こる損耗のため、基本原状回復は大家さん側の負担になります。

それでも、もし気になるほどであればラグの敷き方を調整してみるとよいでしょう。

本棚

普段から本や雑誌を読む人には、大切な本をしまうための本棚が必要です。

私は読書が趣味で本を大量に持っているので、一人暮らしをはじめる時にとにかく大きい本棚を探しました。

その時に購入した収納力ばつぐんの三連本棚は、もう10年以上使っています。

本や雑誌の量は人によりけりです。そこで、荷物に本が多い人、少ない人向けの本棚を選ぶポイントをまとめてみました。

【本の量が多い人向け】

床に本を積むことがないよう、基本的に大型の本棚を選びましょう。

背板や扉の有無、材質、高さ、収納力の違いによって価格に差があります。設置場所や予算を前もって決めておくと探しやすくなりますよ。

「大容量」or「突っ張り」or「隙間収納」のキーワードで探す

本の量が多い人は、とにかく収納力の高い本棚が必要です。スペースさえ許すなら背の高い本棚をいくつも並べて図書館のように…なんて一度は考えちゃいますよね。

ですが、一人暮らしの部屋でその理想はあまりにも厳しいです。現実は本棚1つで精一杯です。できるだけ省スペースで容量の大きい本棚を見つけましょう。

大容量」を売りにしている商品を中心に探すと、ほしいサイズの本棚を見つけやすくなります。

ほかにも、薄型で背が高い棚を天井との突っ張り棒で支えるタイプや、家具と壁の隙間を上手に活用しできる省スペースなタイプもありますね。

突っ張り棒は天井の梁の下に設置しないと意味がないので、選ぶ前に設置場所の確認をおすすめします。

今持っている本が7割程度に感じられるサイズを目安に

本をよく読む人は、「今持っている本の量が本棚の7割程度」になる本棚を探すのがおすすめです。

後から増える本を見越しておくのはもちろん、本棚は常に全体の8割程度におさまるようにすると、傷めずに良い状態で保ちやすくなります。

ぎゅうぎゅうに詰めないよう、大きめの本棚を探してみましょう。

本の種類を気にしておこう

本棚を購入する時は一段の奥行と高さに注意が必要です。

文庫本サイズで固定された本棚に雑誌ははいりませんし、雑誌サイズで固定された本棚に文庫本を置くとデッドスペースだらけになってしまいます。

持っている本の種類が多い方は、

・奥行に余裕がある

・高さを調節できる可動棚タイプ

を気にして探すといいですね。

扉の有無は好みでOK

扉があるタイプは、紫外線やほこりで本が傷むのを防げます。また、小さな子供やペットからも本を守れますね。

扉の開閉スペースが必要なので、本棚の前や横は余裕ができるように設置場所を決めた方がいいでしょう。

 

扉がないタイプは、本の出し入れがしやすく、扉の開閉スペースを気にせず設置できます。日当たりの良い部屋では、本が直射日光に当たらないよう注意しましょう。

また、地震など揺れがあったときに本をおさえるものがなにもないので、落ちた本がベッドやテーブル近くに降らないように設置するのがおすすめです。

【本の量が少ない人向け】

色や形がおしゃれな小さめ~中くらいの本棚が、おすすめです。

「スリム」or「マガジンラック」or「ボックス」or「ロータイプ」で探す

収納力は弱めですが、おしゃれなディスプレイタイプのものやスリムなワゴンタイプのものがあります。

基本的に扉のないオープンタイプが多く、本の量が少ない人にはぴったりでしょう。

本よりは雑誌が多い人は、本のサイズを問わないマガジンラックやボックスタイプがおすすめです。

デザイン重視でもOK

サイズが小さく、気軽に持ち運べる種類が多く、デザインが豊富です。

部屋のどこにでもおける分、隣り合った家具や壁と無理に雰囲気を合わせる必要がないので、自分の好みの色や形を選んで問題ないでしょう。

キャスター付がおすすめ

デザインやサイズが豊富でインテリアにもなるボックスタイプも素敵ですが、足元がキャスターになっているワゴンタイプが個人的におすすめです。

前面に取手がついており、出し入れが簡単でお掃除の邪魔にもなりません。

マルチ収納になっていることが多く、本のほかにも化粧道具や常備薬など使用頻度の高いものをしまえます。

生活の中心になるテーブルの近くにもすぐ持ってこれるので、とても便利です。

全体重を乗せて動かすイスの足元がキャスターだと床を傷つける心配がありますが、本や日用品程度の重さであれば安心して使えますね。

収納

浴室用品の詰替え、食料品の備蓄、小物や薬など日用品を整頓するためには収納が必要ですよね。代表的な収納には、カラーボックスやスチールラックがあります。

色やサイズ、デザインが豊富で、価格もリーズナブルに購入可能です。組み立て式が多いですが、女性一人でも簡単に組み立てられます。

カラーボックスなど収納は、キッチンや居間だけでなく、クローゼット内の仕切りにも使えますので多めに買っても問題ありません。

新居でしまう荷物をすべて入れても余裕がある」くらいが望ましいでしょう。

参考として、私が1Kに住んでいた頃に購入した収納はこちらです。

・1列3段のカラーボックスを2つ

・1列3段のスチールラックを2つ

・2列6段のカラーボックスを1つ

・廃棄予定のパソコンデスクを1つ

・キッチンワゴンを1台

2軒目へ引っ越しする際、整頓を機にカラーボックス(1列3段)が2つほどまるっと余りましたが、金具で縦に連結してキッチンの隙間収納に変えました。

使用用途も場所も選ばずに活用しやすいのもメリットの1つですね。

また、特定の場所に特化した収納もあります。

一人暮らしのキッチンは狭く、調理スペースがないことも多いですよね。そこで活躍するのがキッチンワゴンです。

足元がキャスターになっているので移動が簡単にでき、使用頻度の高い調味料や調理器具をしまっておけます。

デザインもかなり豊富で、熱い鍋でもおけるタイル仕様になっていたり、天板を折りたためる省スペースタイプもありますね。料理好きには欠かせない1台です。

生活しているとどんどん物は増えていくものです。床や部屋の隅にモノがあふれかえって部屋が狭く感じる…なんてことのないように、収納は多めに用意しておきましょう。

当時廃棄予定だったパソコンデスクを、もったいないからとキッチン収納に転用していました。

モニタ台に炊飯器と小さめのカラーボックスを乗せ、上の天板(本来はプリンタ置き場)にトースター、足元の台にもカラーボックスを乗せて調味料や食料の備蓄を…とフル活用です(笑)

収納というと棚のイメージが強いですが、そこにこだわらず「自分にとって使い勝手がよさそう」を基準に探してみると選択の幅がぐっと広がりますよ。

テレビ台

テレビボード、ローボードなどの商品名でも探しやすいです。ナチュラル系、ブラウン系、ブラック系を中心に展開されています。

サイズ大きめ長方形タイプのテレビボードよりは、部屋の角に置きやすいコーナータイプの方が省スペースで一人暮らしにぴったりです。

テレビ台はテレビを乗せる天板の下が収納になっています。扉の有無は好みでいいですが、中板のないタイプだとレコーダーやゲーム機をおくとデッドスペースができがちです。

そんなときは、自分で即席中板を作ってしまいましょう。

① 100均で突っ張り棒を2本とすのこ板を購入

② 中板を作りたい高さを決める

③ その高さより少しだけ下、収納の手前と奥に突っ張り棒を設置

④ 突っ張り棒にすのこ板を乗せて完成!

300円でできちゃうお手軽中板です。支えているのは2本の突っ張り棒だけなので、ここにレコーダーやゲーム機など重たいものを乗せてはだめですよ。

テレビやゲーム機の取説・ケーブル・コントローラー・アダプターなど周辺機器に関係あるものをまとめておくのがおすすめです。

テレビ台は必ずテレビの横幅より大きいものを購入しましょう。

好きなデザインだから…とサイズぎりぎりだったり、小さい台を選んでしまうと倒れやすくなるおそれがあります。

テレビは液晶修理に一番お金がかかります。安定性を重視して選びましょう。

家電は「ライフスタイルに寄り添っているか」を重視しよう

暗い部屋の冷蔵庫をのぞく誰か家具と違い、家電は「緊急性の高い生活必需品」であり、使用者のライフスタイルによって必要な仕様がかなり変わってきます。

そこで、生活スタイルの違いとそれにあった一人暮らし向け家電の選び方をまとめてみました。

自分のライフスタイルを想像しながらチェックしてみてください。

冷蔵庫

冷蔵庫のサイズは「自分がどれだけ自炊するか」によって決めるのがオススメです。

外食メインでお弁当やお惣菜、飲み物だけを冷やせればOK!という人は、できるだけコンパクトな冷蔵庫を選ぶのがいいでしょう。

逆に、毎日朝昼晩と料理するために野菜・お肉・お魚を普段から保存したい人には、大容量の冷蔵庫が必要です。

 

冷蔵庫のサイズは、必ずライフスタイルに合ったものを選びましょう。それがそのまま食中毒対策になるからです。

「冷蔵庫パンパンで食材がもうはいらない…エアコンあるし大丈夫か」なんて部屋に放置すれば、食中毒が向こうからやってきますよ。

 

自炊率ごとに冷蔵庫選びのポイントをまとめてみたので、自分が該当するところを参考にして探してみてください。

・自炊率50%以上(週に3日以上)

・自炊率20~50%未満(週に1~2日程度)

・自炊率0~20%未満(週に1回するかしないか)

自炊率50%以上の人

自炊率高めの人は、冷凍庫も野菜室もついている大容量の冷蔵庫がオススメです。

具体的には3ドア以上で、容量が最低でも250L以上あるものがいいでしょう。

私は毎日朝昼晩ほぼ自炊するつもりでいたので、この商品と同タイプの272Lを購入しました。実際に使ってみると、毎日料理するならこれでも狭く感じるときがあるくらいです。

ガッツリ作り置きをしたい人は300L以上の冷蔵庫でもいいかもしれません。

自炊率20~50%未満の人

お休みの日だけ料理して普段は外食メインという方はがいいでしょう。

料理するための食材と調味料、普段買って帰るお惣菜やお弁当がはいるだけのスペースがある2ドアの100~150LサイズでOKです。

休みの日に多めに作り置きおかずなどこしらえたい人は、もう少し大きい151~250Lも視野にいれて探すのがオススメです。

自炊率0~20%未満の人

食事はお弁当や外食がメイン、冷やしたいのは飲料やアイスだけという人は1ドアか2ドアでも小さめの冷蔵庫がオススメです。

80~90Lサイズの2ドア冷蔵庫なら、2Lペットボトルも余裕ではいりますし、買ってきたお惣菜が余っても問題ありません。

高さが80cm前後で圧迫感もないですし、上になにか乗せても良いですね。

「飲み物さえ入ればいい、冷凍庫はいらない」という方はもっと小さな40~80Lのコンパクトな冷蔵庫でもいいでしょう。

40~90Lサイズの冷蔵庫は、レトロ調や木目調などデザインが豊富です。部屋の雰囲気にあわせて選ぶのも楽しいですね。

冷蔵庫のここも気にしておこう

冷蔵庫を選ぶときは、ほかにもこんな点を気にしておくと生活がはかどります。

・扉の開く向き

・天面(天板)に電子レンジがおけるか

冷蔵庫の扉が開く向きは地味に重要です。「利き手で開く扉」を選ぶと使いやすいですが、自炊率が高いなら「キッチン側に開く扉」の方がいいでしょう。

調理時の効率がぐっとあがりますよ。

また、天面が耐熱仕様になっている冷蔵庫なら、冷蔵庫の上部に電子レンジやトースターを乗せられます。

私もオーブンレンジを乗せていましたが、調理時に使いやすく、スペースの節約にもなるので大変便利です。

天面がどうなっているかはメーカーHPの仕様に記載されていますので、チェックしておきましょう。

・冷蔵庫は自分の自炊率にあったものをえらぼう

・省スペース対策には天面耐熱仕様が便利

洗濯機

冷蔵庫と違い、誰しもが定期的に使う家電といえば洗濯機です。

一人暮らしの場合は、少なくとも夏は週2~3回、冬は週1~2回程度は使います。

洗濯できる容量と乾燥できる容量で費用にも幅がありますが、私がオススメする洗濯機選びのポイントはこちらです。

・縦型

・洗濯・脱水容量8kg

・簡易乾燥機能付

縦型洗濯機

最も商品数が多く、一人暮らしに合ったサイズも用意されているのが縦型洗濯機です。

機能は単純に洗濯に特化したシンプルなものから、乾燥や泡洗浄機能があるものまでいろいろとあります。

一人暮らし賃貸の防水パンに設置可能なものも多くあるので、選ぶに事欠きません。

 

斜め型ドラム式洗濯機は小さいものでも10kgあり、高さも120cm前後あるため、省スペースが求められる一人暮らし向けの賃貸にはサイズが合いません。

価格もかなりお高めで、ドラム式洗濯機のメリットである乾燥機能も1回で20~50円と電気代がかさみます。

洗濯物の量が多く頻繁に乾かす必要のあるファミリー層ならともかく、一人暮らしの洗濯物の量ではそこまで恩恵を受けられないでしょう。

 

また、二層式洗濯機は横に長いため、防水パンが長方形じゃないとおけません。室外に置く場合も結構場所をとりますので、二槽式へのこだわりがなければ避けた方が無難です。

洗濯・脱水容量8kg

洗濯機の容量は4.5~12kgと幅広いですが、私の一押しサイズはずばり8kgです。

私が初めて洗濯機を購入したとき、特に調べもせず5.5kgを選びました。7年ほど使いましたが、使っていくうちに次の難点を感じるようになりました。

・一度に回せる洗濯物の量は3日が限度

・ウォッシャブルのラグやこたつ布団が洗えない

夏場は大丈夫ですが、天気の悪い雨季や冬場は晴れた日をねらって1週間分まとめて洗いたいものです。

また、5.5kgでは一人用のこたつ布団や130cm×190cmのラグが折りたたんでも入らないことが判明し、「せっかく洗えるの買ったのに…」とがっかりした覚えがあります。

ちなみに、洗おうとしたのはこのラグです。

そこで、7年で壊れた洗濯機を買い替える際、ラグやこたつ布団が洗える容量を調べてみました。すると、こんなことがわかりました。

・2畳のラグを洗うには10kg以上の洗濯機が必要

・1~1.5畳なら8kgで洗える

・7kgで大きい毛布を洗うと洗濯機が歩いてくる

一人暮らしの部屋のラグは1~1.5畳サイズだとちょうどいいので、それらが洗える8kgがベストと判断しました。

実際に購入してからラグもこたつ布団も洗いましたが、問題なく汚れが落ちました。布が傷んだ様子もありません。

乾燥機能や泡洗浄機能がつくとお高くなるので、予算と相談して決めるとよいでしょう。

簡易乾燥機能付

洗濯機の便利な機能の1つに「簡易乾燥」機能があります。本体表示ボタンだと「風乾燥」となっていることが多いですね。

通常の洗濯後、0.5~2時間の範囲で軽く乾燥させることができます。

ドラム式やお高めの縦型洗濯機にあるような乾燥機能ほどではないですが、あるととても便利です。

特に、厚手の服や毛布など冬場の乾きにくい時期に干したいものに使うと、日の短い日でも生乾きを防げます。

・一人暮らしにオススメの洗濯機は8kgの縦型全自動洗濯機(簡易乾燥機能付き)

最近、他人の使用する香り付柔軟剤や洗剤によって体調不良を引き起こす香害問題が話題になっています。

集合住宅はその構造上、どうしても屋内外で隣室と密接するので使用量を控えても影響を及ぼしてしまうことが多く、トラブルに発展しがちです。

洗濯機には柔軟剤の投入口がついているものもありますが、トラブル回避のためにも使わないでおくのが無難でしょう。

エアコン(☆)

最初から物件に備え付けられている場合は不要です。

エアコンは畳数によって性能が分かれているので、新居の畳数を確認しておきましょう。一人暮らしの物件に多い1R~1Kであれば、居間に当たる部屋面積は6~8畳になります。

1Rであれば1室構成なのでそのまま居間の畳数を、1Kであれば居間+台所の畳数で探すとよいでしょう。

1Kは台所まで計算にいれないと、除湿や冷房が届きにくくなり、カビやゴキブリの発生原因になります。

1Kの台所は4.5畳未満なので、10~12畳用のエアコンからえらぶのがオススメです。

 

多機能なエアコンだと10万円超えのものもありますが、一人暮らしの部屋では持て余すかもしれません。

在宅ワーク率の高い方は快適な環境構築の一役として、検討してみるとよいでしょう。

・エアコンは部屋の畳数にあったものを

・1Kは台所の畳数を忘れずに

ガスコンロ(☆)

最初から物件に備え付けられている場合(システムキッチンなど)は不要です。

ガスコンロの商品ごとに大きく違う点は、ガスコンロの口数とガスの種類ですよね。

2口あった方が断然料理しやすいですが、そもそもそんなに台所に立たない人は1口あっても持て余すかもしれません。

自分が台所にたつ頻度をしっかり想像してからえらぶといいでしょう。

 

また、一人暮らし向けの賃貸にあるガスコンロ台は、主に1口コンロか、グリルなしの2口コンロサイズを想定した台が採用されます。

ガスコンロ台の寸法より大きいガスコンロはおけないので、先に採寸しておきましょう。

 

2口コンロ用の台は「グリル付の2口ガスコンロ」だと奥行が足りない可能性があるので注意が必要です。

ガスコンロ台を採寸するときは、ガスコンロ台上にあるガス栓を考慮してはかりましょう。

たまにガス栓を無視して奥行を測ってしまう方がいますが、ガスコンロはガス栓のあるラインまでしか置けないので注意です。

物件によって都市ガスかプロパンガスか決まっているので、必ず種類のあったガスコンロを購入しましょう。

都市ガスとプロパンガスではガスの性質がかなり異なるため、ガスコンロなどガス製品は必ず適用するガスの種類が明記してあります。

ガスの種類を誤って使用すると、次のことが起こりえますので絶対にやめましょう。大変危険です。

・異常点火(炎が大きくなる)によるやけど

・一酸化炭素中毒のおそれ

・機器自体の故障

・料理の頻度に応じて口数をえらぼう

・都市ガスorプロパンガスは必ず確認を

・グリル付きを買うなら必ずコンロ台の採寸を

電子レンジ

単純に温めることに特化した電子レンジと、そこにオーブン機能のついたオーブンレンジがあります。

今主流になりつつある庫内がフラットなタイプだと、日々のお掃除が楽にすみますよ。

さらに多機能なものでは過熱水蒸気(スチーム)オーブンレンジがありますが、こちらは高いと18万近くします。

どうしても料理に活用したい人以外は確実に機能を持て余してしまうので、オススメしません。

 

一人暮らしなら、オーブンレンジが一押しです。

これがあれば、グリルを使いたい料理はほぼ作れます。パンやグラタン、お菓子も焼き放題です。

グリル機能はオーブントースターでも代用可能ですが、庫内面積が広いオーブンレンジの方が圧倒的に料理がはかどりますよ。

 

ところで、電子レンジを選ぶ際、一つ気になる点があると思います。それは扉の開く方向です。

横開き・縦開きの二種類がありますが、どちらが使いやすいのでしょうか。両方使い倒した私の感想をまとめてみました。

【横開き】

・ふたが45度以上開くので電子レンジに近づいて作業できる

・左手で開けて右手で庫内から出し入れできるので楽(右利きの場合)

・冷蔵庫の上においてもふたの開閉が邪魔にならない

・ふたが開くスペース分、電子レンジの横に余裕が必要

 

【縦開き】

・手前に開くので、幅が狭い場所に設置可能

・開いた蓋を調理スペースにできて便利

・電子レンジの手前に物をおきにくい

・ふたのスペース分だけ自分が下がるので、作業しづらい時がある

・冷蔵庫の上に設置するとお互いの開閉時に邪魔になりがち

冷蔵庫の上におくなら横開き、キッチンスペースにおくなら縦開きが使いやすいと感じました。置く場所や冷蔵庫の大きさなど考慮しつつ、自分の好みでえらぶといいでしょう。

・一人暮らしに便利なのはオーブンレンジ

・開閉の方向は設置場所を考慮しつつお好みで

照明器具(☆)

最初から物件に備え付けられている場合は不要です。

最近は少なくなりましたが、住む人の好みで変えられるように照明器具をあえて用意していない物件があります。

その場合は入居時に自分で購入・取付することになるため、購入しておかなければいけません。

照明器具というと、電気工事のイメージから「自分でつけられるの?」と不安になりますが、大丈夫です。

照明器具を自力でつける物件は、初心者でも簡単に取付・取外しができる引掛シーリングボディがほとんどついています。

今のシーリングライトはほとんど調光・調色機能がついていますので、どの製品を選んでも生活に支障はでないでしょう。

 

居間の畳数を確認し、それにあったシーリングライトを用意しておけばOKです。

・引掛シーリングボディがあるか確認

・居間の畳数にあったものを用意しよう

掃除機

意外と用意するのを忘れがちな家電その1、掃除機です。

引っ越しの片付けが終わり、あとは掃除だけなのに掃除機がない!なんてことは避けたいですよね。忘れないうちに用意しておきましょう。

一人暮らしの部屋はそう広くないので、充電して使用するコードレスタイプがオススメです。

コード式でパワフルに吸引できるキャニスタータイプもいいですが、本体とノズルが別々なので収納でも場所をとりがちです。

また、面積が狭く、モノがあふれやすい一人暮らしの部屋では少し使いにくいかもしれません。

今売られているコードレスタイプの掃除機は、コンパクトで軽いスティック型が主流です。しまっても場所をとらないし、女性でも持ち上げやすいので大変扱いやすくなっています。

バッテリー式なので、大掃除など長時間使うときは連続使用時間に注意しましょう。

なにげにカラーバリエーションが豊富なので、好みの色をえらぶとお掃除が楽しくなるかもしれませんね。

・一人暮らしにはコンパクトなスティック型コードレス掃除機がオススメ

オーブントースター

意外と用意するのを忘れがちな家電その2は、オーブントースターです。

パンも魚も焼けて、へにゃへにゃになった揚げ物まで救済できる…まさに一家に一台ほしい便利家電ですよね。

カラーやデザインも豊富で選ぶのも楽しいオーブントースターですが、唯一購入時に注意したいのが庫内の広さです。

あまりコンパクトすぎるデザインを中心にえらぶと、庫内は想像以上に狭くなっています。高さが低いとグラタンや肉料理には使えません。

一人暮らしの生活に便利なサイズは、こちらを目安にえらぶとよいでしょう。

・食パン2枚が余裕でおける横幅と奥行

・盛られたグラタン皿でもチーズが天井につかない高さ

参考までに、食パン1枚はおおよそ横11cm×縦12cm、グラタン皿は高さ4~5cmです。グラタンはお皿の上に具材やチーズを盛るので、+3cm見ておくと安心ですね。

・オーブントースターは本体の大きさより庫内の広さが重要

・庫内が横25cm×奥行15cm×高さ8cmより大きいのを目安に

電気ケトル

一人暮らしには欠かせない、ぜひこの便利さを体感してほしい家電…それが電気ケトルです。

電気ケトルとは、文字通り「電気式のやかん」です。ケトルの形をしており、中に水をいれてスイッチを押すと数十秒で沸騰します。

据え置き型で常時沸かしている電動給湯保温ポットと違い、必要なときに必要な分だけ熱湯を用意できるので本当に便利です。まさに一人暮らし向けの家電といえるでしょう。

ほとんどの製品に、沸騰すると自動でスイッチが切れる空焚き防止機能がついているため、火事の心配もありません。

容量は0.4~1.2Lと製品によって幅があり、自分のほしいサイズをえらぶことができます。

冬場に温かいお茶を飲んだり、料理にも使えることを考慮すると、0.8~1.2Lが使いやすいでしょう。

それ以外に、こんなポイントもおさえておきたいところです。

・本体が熱くなりにくい構造か

・倒しても中身が漏れない仕様か

・注ぎ口が細口か広口か

上2つは商品ページに必ず記載があるので確認しましょう。注ぎ口は好みで選んでもいいですが、細口はお茶をいれるのにちょうどよく、広口はカップ麺や料理で使うのに便利です。

使い慣れた頃ほどケガをしやすいものなので、あらかじめ安全な製品を選んでおくことが大切ですね。

・一家に一台あると便利な電気ケトル

・容量は0.8~1.2Lがオススメ

・えらぶときはデザインだけでなく仕様を要確認

まとめ|生活を支えてくれる家具・家電は慎重にえらぼう

おしゃれに飾られたキッチンそれぞれの「一人暮らし」にあう家具・家電の選び方をご紹介しました。

種類も仕様も多種多様な家電から、自分の生活にあったものを選ぶのはなかなか骨のいる作業です。

家具も家電も、買えば短くても数年、長くて10年は生活をともにすることになります。

この記事でご紹介した方法が無駄な出費や買い物の失敗をなくし、あなたの新生活の助けになればなによりです。