皆さんは「ピリカレ」をご存じでしょうか。
こんなパッケージの商品です。
名前と写真だけでは、よくわからないですよね。
検索しても「ピリカレ 怪しい」なんて出てきて、なんだか不安になってしまいます。
毎日家事をこなす私がピリカレを初めて知ったのは、こんな洗剤を探していた時でした。
- 洗濯しても肌荒れしない
- どんな衣類でも洗濯できる
- 汚れがちゃんと落ちる
- 消臭力が高い
- コスパが良い
- 汎用性が高い
商品説明やレビューをみて、探している条件に合いそう…と試しに半年ほど使ってみることにしたんです。
その結果を踏まえた上で、次の3つについてまとめてみました。
・「ピリカレ」は本当に怪しい?調べてみました
・【ピリカレ×12の使い方】半年間じっくり実践してみました
・使う前に知っておくべき!ピリカレの2つのデメリット
結論から言いますと、半年すぎた今もピリカレを使いつづけています。今後も手放すことはないでしょう。それはなぜか?
洗濯は洗たくマグちゃんと併用しつつですが、家中の掃除については本当にこれ1つで事足りるようになったからです。
あくまで私自身の感想ですが、実際に使って感じたことを素直に書いています。
この記事を読んで「自分にも合いそうだな」と感じたら、ぜひ購入して生活に取り入れてみてください。
「ピリカレ」は本当に怪しい?調べてみました
そもそも、私が今と違う洗剤を探していたのにはこんな理由がありました。
洗濯で困っていたこと
- 市販の合成洗剤による手足の肌荒れ
- 臭いが落ちるどころか生乾き臭が増えた
- 過剰ともいえる香りづけがきつい
- 種類が多いわりにどれも大差ない
- 使用感に良さが全くない
「この悩みをいっぺんに解決できちゃう素敵な洗剤ないかな~」と、特にあてもなく探している時に見つけたのがピリカレでした。
粉石けんは未経験でしたが、ちょうど合成洗剤や柔軟剤に辟易していたのもあって試してみることにしたんです。
「ピリカレ」は怪しいもの?
ピリカレを検索すると、サジェストに出てくる「ピリカレ 怪しい」の文字…。
でも、半年間使った私の素直な感想は「すごく便利に使えるコスパの良い粉石けん」です。この差はなんなのでしょうか。
ピリカレは、アイヌ語で「きれいにする」という意味の洗濯用粉せっけんです。
製造元のエコパラダイス株式会社は環境浄化を目的とした商品の開発・普及に取り組まれていて、ピリカレはその1つなんですね。
「環境にやさしい」ではなく、「環境を浄化していく」と一歩踏みこんでいるところがポイントです。
後述しますがこのピリカレ、使用用途は洗濯以外にもかなり多岐にわたり、家中の掃除がこれ1つで事足ります。
もちろん汚れ落ちも良く、文字通り「ピカピカになる」と言ってもよいぐらいです。
肌にもやさしく、コスパも良い。正直、生活に直接影響するようなデメリットは見当たりません。
では、「怪しい」と思われてしまう理由とは…?
人は聞いたことがないもの、知らないものにはまず「不信感」を抱くものです。
CMやチラシで見る機会は少ないのに、使用者の良い評判だけはなぜか聞こえてくる…もしかして怪しい何かがあるのではないか。勧誘や押し売りとか?なんて、あるあるですよね。
このような使用感の良さ×知名度の低さから、「効果は高いらしいがよくわからないもの」という不安感がでたのでしょう。
その結果、「怪しいものなのでは?」という声につながったと思われます。
ピリカレの成分は?有害物質は含まれてる?
ピリカレの原材料は純石鹸分60%(脂肪酸ナトリウム)・アルカリ剤(炭酸塩)のみ。合成界面活性剤や合成保存料、合成香料・着色料など一切使われていません。
また、処理工程に必要な水は、特殊浄水器で浄化されたものが使われています。
肌荒れや頭痛・吐き気などの体調不良を引き起こす有害物質が含まれていないため、「人体に無害」なんです。ここ結構重要ですね。
人体に無害ではありますが、食用ではありません。
小さな子供の手の届く場所に保管するのは避けましょう。
ピリカレは、国際環境展エコプロダクツ2006 inシンガポールでエコ大賞金賞を受賞しています。
シンガポールは「世界で一番清潔な国」といわれるほど、環境問題への取り組みに注力している国です。
そんな国からエコ大賞(それも金賞)を受賞しているなら、安全性に対する信用度はぐっとあがりますね。
ピリカレは使い勝手がわるい?
ピリカレは粉石けんなので、他の粉末状の商品と基本の使い方は同じです。水に溶いて使います。
その使い方、もとい使用用途はなんと15通り。場面によって濃度を調整することで多種多様な使い方ができるんです。
液体タイプに慣れた人は一瞬考えるかもしれませんが、実際に使ってみて不便さは特に感じませんでした。
むしろ濃度の調整が自由な分、汎用性の高さから利便性はこちらが上でしょう。
お風呂・台所・窓・トイレ…家のあちこちにそれぞれ洗剤を用意・管理するのが面倒な人(主に私)にはうってつけですね。
ピリカレには、液体タイプもあります。価格は2,000円(税抜)、量(500ml)は粉タイプの半分です。
自分の使いたい場面にあう方を購入するとよいでしょう。
- 粉タイプ ⇒ 濃度を調整して家中で使いたい人向け
- 液体タイプ ⇒ 特定の場面でのみ使いたい人向け
ピリカレはコストパフォーマンスが悪い?
ピリカレの価格は、1袋=1kgで3,000円(税抜)です。一見お高く感じますね。
しかし、1度の洗濯(水40L)に使用する量はわずか5g。ティースプーン1杯程度です。
これ1袋で洗濯およそ200回分なので、洗濯量の多い4人家族でも2袋あれば1年余裕でもつでしょう。
ちなみに、年間にかかる費用が市販の合成洗剤でおよそ2万円弱、既製品の洗たくマグちゃんが12,000円弱です。
このことから、コストパフォーマンスは「かなり良い」と言えます。
また、ピリカレのように「初期費用はかかるが、年単位でみるとかなり安い」商品は、頻繁に在庫を買いに行く必要がありません。
買いに行く手間や時間、在庫を管理するコストの面でも「良い」と言えるでしょう。
【ピリカレ×12の使い方】半年間じっくり実践してみました
ここからは、私自身が実際に半年間ピリカレを使ってみたありのままの感想です。
ピリカレは洗濯用粉石けんとして売られていますが、その使用用途は多岐に渡ります。
当初は洗濯用として購入しましたが、市販の合成洗剤と比較したいのもあって家中で使ってみました。結果、その費用対効果に驚くことになります。
実際にどんな点で良さを感じたのか、またその使い方について詳細をまとめたのでご参考ください。
自分の住環境や実際に使ってみたい場面で想像してみると、良いかもしれませんね。
タイトル横に、使用量の目安として希釈率を表記してあります。
(〇g/△L)…〇gのピリカレに対して、△Lの水で薄めてください。
毎日のお洗濯に(約3g/40L)
洗濯用粉石けんということで、まずは毎日のお洗濯で試してみました。洗濯量40Lに対し、ティースプーン1杯弱のピリカレ(約3g)でOKです。
- ピリカレを水またはお湯で溶かす
- ①を洗濯機へいれる
- 洗濯をする(すすぎ2回以上を推奨)
気温の高い春~夏であればピリカレがとけ残りにくいので、①の手順は不要です。
3世ピリカレへリニューアル後、以前よりかなり溶け残りにくくなりました!
ピリカレの説明書に「すすぎはしっかり」とあったので、洗濯量にあわせてすすぎ2~3回でまわしています。
気温の高い梅雨~夏場にピリカレで洗濯をすると、洗濯水や洗濯物に黒いカスが付着することがあります。
この原因は過去の洗濯で使った合成洗剤や柔軟剤によって洗濯槽に発生した大量の黒カビが、洗濯槽から剝がれたため。
ピリカレ水と上昇した水温で洗濯槽が掃除されることで、剥がれた黒カビが洗濯水に浮き出てきたんです。
黒いカスの原因になるもの
- 合成洗剤
- 柔軟剤
- 粉石けんの溶けのこり
もし黒カビがでても、カビを取り除いた後そのまま洗濯をして問題ありません。
ピリカレで洗濯を続けることで洗濯槽が徐々にきれいになり、自然と黒いカスはでなくなりますよ。
1回に使う量があまりにも少ないので「本当にこれで大丈夫?」と思いましたが、杞憂でした。汚れはしっかり落ち、タオルはバッチリ!ふかふかです。
年季の入ったタオルはさすがに厳しいですが、ほとんどのタオルはタオル地本来の柔らかさが復活してくれました。これは本当に柔軟剤がいらないですね。
また、ピリカレは消臭力もバッチリでした。無香料でケミカルな香りもなく、でも汗臭さや加齢臭をしっかり消してくれます。
最近はすすぎ1回を売りにする合成洗剤が多いですが、その洗剤自体の臭いが衣類に残りがちで…。ピリカレで洗った衣類は、ほんとうに「おひさまの匂い」しかしません。
汚れおちOK、消臭力ばつぐんのピリカレ、毎日の洗濯にばっちりオススメできそうです!
予想外の効果でしたが、「衣類の静電気の防止」が顕著にみられました。
ピリカレで洗い始めてから、おおげさではなく一度も静電気でバチっとなることがありません。
静電気が苦手な人、よく起きてしまう人にもオススメです。
柔軟剤の匂いとりに(5g/10L)
洗濯のついでに、以前から気になっていたことも試してみました。
なんと、「ピリカレなら柔軟剤の匂いをとることができる」そうなんです。
- ティースプーン1杯程度のピリカレ(5g前後)を10Lバケツにいれる
- バケツの8割程度に水かお湯をいれ、ピリカレを溶かす
- 匂いをとりたい衣類をバケツに沈める
- 半日ほど放置
- しっかり絞ってから洗濯機にいれる
- 洗濯をする
これは、ほんとうに想像以上の効果でした。
あれだけ強かった匂いが、洗濯物から消えたんです。本来の繊維のやさしい柔らかさや匂いが戻ってきてくれました。
また、柔軟剤の匂いが消えた後も継続してピリカレで洗濯しているんですが、露骨に肌の調子が良いです。化粧ノリが全然ちがいます。なにこれすごい。
今まで、自分で思っているよりもだいぶ刺激の強い服を着ていたようです。
特に注意点はないですが、手順⑤で衣類をしっかり絞っておくとよいでしょう。⑥でもピリカレを入れる場合、その濃度が意図せず高くならないようにするためです。
だまされたと思って、ぜひ一度試してみてください。一度は知っておきたい感動です(笑)
食器洗いに(1g/1L)
毎日の家事で逃れられないのが、食器洗いですよね。
- スプレーボトルにピリカレをひとつまみ(1g未満)入れる
- ボトルに水またはぬるま湯を足す
- ②を食器に吹き付けて、スポンジでこすって洗う
スプレーボトルは100均ストアのでOKです。
冬場は水道水だと溶けにくかったので、次の方法で溶かしていました。
1)最初に水を2cmほど入れる
2)電気ポットなど熱湯をいれて混ぜる(熱湯がボトルにふれないように)
はじめて使ったときは「これ本当に落ちるの?」と不安な薄さに感じましたが、ちゃんと落ちます。ケミカルな臭いや洗剤感もなく、料理の臭い残りも感じられません。
ボトル1本に対してひとつまみなので、コストを心配せずにバシャバシャ使えるのも良いですね。
また、驚くほど手荒れがありません。手荒れにお悩みの方は迷わず選んでよいでしょう。
そのまま使っても問題ありませんが、この2つを習慣化すると使いやすさがアップしますよ。
・食器を洗うときはお湯を使う
・食べ終わった食器をつけ置きしておく
あらかじめシンクにつけ置き水を作っておき、食べ終わった食器をそこに入れておきましょう。あとはただお湯で流すだけで、汚れがするりと落ちますよ。
ちなみに「スプレー作らなくてもいけるのでは…?」と、横着してスポンジに直接粉をふりかけて洗ってみました。
が、食器洗いの短い時間では粉がうまく溶けきれず、ピリカレの粒がお皿に…。
茶渋など一部分を落とすには良いですが、事前にちゃんと溶かして使った方がよさそうです。
野菜など残留農薬の除去に(1g/1L)
買ってきた野菜を料理の前に軽く水洗いするのは、誰しも経験があると思います。その時に、表面がぬるっとしたことありませんか?
それは野菜を育てるときにつかった農薬が、表面に残っているんです。
ただちに人体に影響を与えるものではありませんが、そのまま食べるにはちょっと抵抗感が…。ピリカレなら、その残留農薬を落とせると聞いて、やってみました。
- たらい等にピリカレをひとつまみいれる
- ピリカレを溶かすように水をはる
- たらいのなかで野菜を揉み洗いする
- 水でしっかり流す
水はほんのすこし乳白色になりますが、洗った野菜にピリカレの色や臭いがうつったりはしません。長めにしっかり洗ってみても、手荒れがまったくないのには驚きました。
洗い終わった野菜にさわってみると、ただの水で洗うよりもしっかり落とせたのが指先でわかります。
皮を剥く野菜はそこまで気にしませんが、まるごと食べる葉物野菜や果物は洗っておくと安心できそうです。
換気扇やコンロの油汚れに(粉のまま使用)
食器洗い同様、毎日の料理で逃れられないのが台所周辺の油汚れです。使い方は2種類ありますが、どちらでもやりやすい方でOK。
- 汚れを落としたい対象をお湯に5分程度ひたす
- ピリカレを粉のままスポンジにかける
- 対象を②で擦る
- 水またはお湯でしっかり流す
コンロの五徳など複雑な形状の汚れを落とすときは、②で歯ブラシを使っています。指じゃ届きにくいところも掃除しやすいですよ。
いちいち袋からかけるのが面倒なので、私はシュガーポットにピリカレをいれて今も使っています。台所に1つおいておくと、便利です。
- スプレー容器に『水1Lにピリカレ1g』の比率で溶かす
- 油汚れに直接スプレーする
- 5分ほど放置
- 水またはお湯でしっかり流す
※油が強い場合は、先にキッチンペーパーに吸わせると詰まり防止になります。
放置する余裕があるなら、こちらの方が楽かもしれません。スプレーして最後にぬぐうだけ。余計な力もいらず、ひくほどスルリと油汚れが落ちますよ。
ピリカレはアルカリ性なので、台所まわりで常時発生する油汚れに高い効果を発揮します。軽くこするだけで汚れがするっと落ちるので、五徳全部洗っても全然疲れないのはいいですね。
シンク・蛇口・コンロ・グリル・換気扇…火の回りも水回りもこれ1つでピカピカにできました。
お風呂掃除に(粉のまま使用)
お風呂掃除、と一言にいっても汚れの種類はひとつではありません。湯垢も石けんカスも黒カビもきれいにできたら楽だな~と、軽い気持ちで使ってみました。
- スポンジにピリカレを粉のまま1gふりかける
- スポンジを水またはお湯でしっかりめに濡らす
- 粉がついた面で浴槽などこする
軽くこすってると、すぐにしっかりと泡立ってきます。もし泡立ちにくかったら、粉が流れない程度にスポンジにお湯をかけてみてください。
実際にやってみると、湯垢と石けんカスはすごく楽に落ちました。全然力をいれなくてOKです。
イスに固くこびりついた石けんカスも今までは軽石でそぎ落としていたのに、するするっと…。もう軽石はいらないですね。
蛇口まわりも壁も床も、新品のようにピカピカになります。また、泡がだらだらおちてこないので、天井が洗いやすいです。
そしてなにより驚いたのが、お風呂全体を掃除しきっても手がまったく荒れないこと。換気の必要もありません。
「人体に無害」の部分を一番実感する使い方でした。
室内や衣類の消臭に(1g/1L)
タバコや焼肉の臭い、結構長くとれないんですよね。お気に入りのコートについてしまうとちょっとげんなり…。
きれいに抜けるまでに1週間はかかる臭いに対し、ピリカレの効果はどうでしょうか。
- スプレーボトルにピリカレをひとつまみ(1g未満)入れる
- ボトルに水またはぬるま湯を足す
- ②を衣類や空間へ、全体的にスプレーする
一瞬で臭いが消え去りました。鼻を近づけて嗅いでも、全く臭いがしません。このスプレーを玄関にひとつおいておけば、室内に臭いを持ち込むことはまずないでしょう。
頭痛を引き起こしがちな「ケミカル臭でごまかす」感じもなく、本当に無臭にしてくれます。また、用を足した後のトイレ内や台所の生ごみ袋にも効果がありました。
スプレーした空気や衣類の消臭に効果てきめんなので、ほかにも活躍の場がありそうです。
入浴剤として(5g/お風呂一杯分)
ピリカレ、なんと入浴剤として使えるようです。
- 浴槽にピリカレ5gをいれて、お風呂をたく
入浴時に粉のままいれれば、するっと溶けてくれます。特に手間はありません。
お湯の色は透明で少しだけ白く、まさにせっけん水といった感じ。お湯全体が柔らかく、なめらかな感じでとても心地よいです。
市販の入浴剤は刺激の強い着色料や合成香料が多く含まれるため、人によっては肌荒れを加速させてしまうことも。
ピリカレの成分であれば、誰にでも安心してオススメできそうです。
実際、口コミでは「アトピー肌でも安心して使える」とのこと。肌荒れや乾燥が気になる方は、実践の価値ありですね。
電化製品の掃除・静電気防止に(1g/10L)
パソコンやテレビなど常にほこりやチリがつきやすい電化製品は、いくら掃除してもキリがありません。原因は、電化製品ならではの帯電です。
- 10Lバケツにピリカレ1gをいれ、しっかり溶かす
- 雑巾に①を含ませ、しっかり絞る
- 電化製品を拭く
端子部分など、電流の出入口付近はさけましょう。しっかり絞らないと電化製品内に水がはいるおそれがあるので、ここも注意です。
ほこりのたちやすい冬場に、テレビやパソコンを拭いてみました。確かに、以前よりほこりやチリがたまりにくいです。
おそらく、石けんの成分が薄くつくことで帯電を抑えられているのではないでしょうか。もちろん画面が見づらいなど、生活上の使用に支障はありません。
ごみ取りワイパー等できれいになるのは一時的なので、原因の帯電自体を抑えられるのはいいですね。定期的に拭くことで、効果の持続が期待できそうです。
トイレの掃除に(3g/40L)
お風呂だけでなく、トイレも掃除できるとのこと。さっそくやってみました。
- スプレーボトルにピリカレをティースプーン1杯弱(3g)入れる
- ボトルに水またはぬるま湯を足す
- 掃除したい箇所にしっかり吹きつける
吹き付けた後、数分放置してから擦ってみました。汚れは問題なく落ちます。もしこびりつきなど落ちにくい部分があれば、お風呂掃除同様粉のままふりかけて擦ればOKです。
そして、もっとも期待していた消臭効果は予想以上!トイレにこもりがちな悪臭が全くしません。
掃除したてはしないよね…と2日、3日と様子をみましたが、まだ消臭効果が続いています。
トイレの芳香剤を買う手間とお金をはぶいても、まったく問題なさそうです。
靴の臭いとりに(1g/1L)
冬場の靴って、どうしても蒸れた臭いがしますよね。せっかくブーツをはける季節なのに、脱いだときのことを考えるとちょっとつらいです。
ピリカレの消臭力は、悩ましい靴や足のにおいにも効果があるのでしょうか。
- スプレーボトルにピリカレをひとつまみ(1g未満)入れる
- ボトルに水またはぬるま湯を足す
- ②を靴の中や靴箱へスプレーする
これも効果てきめんでした。スプレーした途端に臭いが消えます。しっかり濡らさなくても効果があるので、乾くのも早くてすごく使いやすいです。
靴箱内にスプレーすれば、あの靴特有のゴムっぽい臭いも消してくれます。もちろん、靴の素材もえらびません。
帰宅したら、さっとワンプッシュすればお手入れ完了!衣類の臭いとりといっしょに、習慣づけてしまうといいですね。
足先の方がスプレーしづらいときは、靴を上下逆さにもつとやりやすいですよ。
植物など園芸に(1g/50L)
お庭や鉢植えなど「草木の生育を良くしてくれる」とのことで、これも試してみました。
- 10Lのバケツにピリカレをひとつまみ(0.2g)の割合で溶かす
- 庭や植木、鉢植えにかける
生花を活けたばかりの花瓶と、庭で育てている草木にピリカレ水を使い、数日~1週間様子をみてみました。
まず、花瓶の花もちが明らかに良いです。普段はこまめに水を変えても数日もてば良い方なのに、ピリカレ水を吸う花は1週間たっても枯れる気配がありません。
実験のつもりで、あえて水を3日とりかえませんでしたが、花は変わらずピンピンしていました。
また、庭の草木にも市販の合成肥料の代わりにピリカレ水をあげたら、目で見てわかるほど元気に!葉や花にハリがでて、明らかにいきいきしています。
化学系肥料は取り扱いに注意が必要ですが、ピリカレ水なら小さなお子さんが近くにいても安心です。お庭いじりが好きな方、試してみる価値は大いにありますよ。
これから試してみたい使い方3選
すでにかなり多様な使い方を試していますが、ほかにもまだこんな用途があるようです。
私にはまだ機会のない使い方ですが、需要のある方のために詳細を調べてみました。気になる人は、ぜひ試してみてください。感想をいただけたらうれしいです(笑)
墓石まわりの清浄に(1g/10L)
ピリカレは、お墓まわりの掃除にも使えます。
- ピリカレスプレーを墓石にふきつけ、布でやさしくぬぐう
- 花器の水にひとつまみのピリカレをいれる
外出時に袋ごと持っていくのはちょっと面倒ですから、ちいさめのシュガーポットにいれて持ち歩くとよいでしょう。
墓石はピカピカに、お花は何日も元気な状態を維持できるそうですよ。
洗車に(3g/40L)
洗車の掃除は、水も洗剤もたくさん使いがち。ピリカレを節約に役立ててみましょう。
- バケツにティースプーン1杯弱のピリカレをいれる
- 水でしっかりとかす
- ②の水を布に含ませてからしっかり絞る
- 車を拭く
水をしっかりはじき、かなりツヤが出るとのこと。
ウィンドウォッシャー液に足す場合は、ごく少量の使用がポイントです。
ペットの臭いに
犬に使う場合は、濃度をかなり低くして使いましょう。濃すぎるピリカレ水で臭いが消えすぎると、犬が不安定になるおそれがあります。
ピリカレは人体だけでなく、犬や猫など動物にもやさしくできています。
【室内のペット臭用消臭スプレーとして】(1g/1L)
- ひとつまみのピリカレをスプレーボトルにいれる
- 水をいれ、しっかり溶かす
【ペットを洗うときのシャンプーとして】(5g/お風呂一杯分)
- 入浴剤としてピリカレをいれた残り湯で洗う
私たちより体のちいさな犬や猫・鳥など小動物は、化学物質による影響が想像以上におおきいです。
吸収したものを解毒することもできず、知らず知らずのうちに病気になってしまったり…。大切な家族だからこそ、使うものは選びたいですね。
使う前に知っておくべき!ピリカレの2つのデメリット
ここまで、ピリカレの使い方や良い面をピックアップしてお伝えしてきました。しかし、どんな商品にもデメリットはあります。
ピリカレを実際につかってみて、私自身が感じたデメリットを2つまとめてみました。
このデメリットが自分の生活に影響をもたらすかどうか?しっかり見極めてから購入してください。
入手手段が限られている
使い勝手もコスパも良いピリカレですが、入手手段が限られてしまうのが現状です。
近隣のドラッグストア等におかれることが少ないため、主な入手手段は次の3つになります。
- オーガニック系ショップ
- 総合スーパー
- ネット通販
スマホの普及率が8割を超える現在では、ネット通販を身近に利用できる人はかなりの割合を占めるでしょう。
そのため、実店舗で入手しづらいことはさほど大きなデメリットではないかもしれません。
どうしても実店舗で直接見てから購入したい人は、総合スーパーやオーガニック系ショップに行ってみるとすぐ見つけられますよ。
知る人ぞ知る良品ゆえに入手手段が限られますが、入手難度が高いわけではないようです。
石けんのにおいが残ることがある
ピリカレの口コミをみると、次のような感想を見かけることがあります。
- 洗濯に使ったら衣類に黄ばみがでた
- 洗濯後の衣類に石けんのにおいがついた
この2つの困りごとが起きてしまった原因は、はっきりしています。
「ピリカレの使用量が多すぎる」んです。
ピリカレはそのポテンシャルの高さから、洗濯など大量に水を使うときでも少量で充分な効果を発揮します。
それは、今まで合成洗剤に慣れてきた人にとってはかなーり少なく感じるはず。
実際、私もはじめて使った時は「ほんとにこの量でいいの?少し増やそうかな…」を実行してしまい、見事失敗しました。
石けんの独特のにおいが、少しですが衣類に残ってしまったんです。体調不良や肌荒れを起こすにおいではありませんが、ちょっと気になりますよね。
何度か着たり、日干しすることでにおいはすぐ消えますが、はじめて使った人が不安になるのもよくわかります。
ピリカレを使うときは、次の3つを意識して使うとよいでしょう。
- 適正量を投入する
- すすぎはしっかり
- 洗濯後はすみやかに乾かす
この3つを守るだけで、黄ばみやにおいはちゃんと回避できます。
「当たり前の洗濯」かもしれませんが、毎日つづくと人間慣れてしまうものです。肌に触れるものだからこそ、あらためて意識してみるといいですね。
まとめ|ピリカレを買うべきなのはこんな人
ピリカレは怪しい商品なのか?
私自身が半年かけて調査・実践してみた結果、こんな人にはぜひ試してほしい商品だということがわかりました。
ピリカレが向いている人
- コスパの良いものを使いたい人
- 用途の違う洗剤を管理するのが面倒な人
- 高い消臭力をもとめる人
- こどもに安全なものを使いたい人
- 手指や顔など肌荒れに困っている人
- 環境にやさしいものを選びたい人
上記のどれか1つでも当てはまるなら、ピリカレを買うことでその悩みを解決できます。
Amazonで買うなら、アマゾンプライム(Amazon prime)への加入をオススメします。
送料だけじゃなく、お急ぎ便・お届け日時指定便も無料。
注文時刻によっては当日着も可能です。
- 購入金額2,000円未満でも送料無料
- タイムセールに優先枠で参加
- プライム会員限定のタイムセール
- 映画やドラマ、最新アニメが見放題
- 約200万曲が聞き放題
- 容量無制限の写真オンラインストレージサービス
30日間の体験期間中は、プライム会員のサービスをどれだけ利用しても0円。もちろんいつでも退会できます。
学生なら、6ヶ月の無料体験期間+月額料が半額になるプライムスチューデントがオススメです。
正直にいいますと、今も「なんでもっと早く出会わなかったんだ…!」という気持ちでいっぱいです。
もっと早くから使っていれば、お高めなスキンケア用品のお世話になることもなかったでしょう。そのお金を趣味にまわせたのに…と反省しきりな毎日を送っています。
多種多様な商品があふれかえる今だからこそ、本当に良質なものが1つあればいいんだなと強く感じました。
毎日の洗濯から、節約・肌荒れ改善しちゃいましょう。ぜひ一度、お試しあれ!