睡眠不足のとき、栄養バランスが崩れたとき、うっかり口内を噛んでしまったとき…。
できちゃうんですよね、口内炎。
一度できたが最後、自然治癒するまで最長2週間痛み続けます。正直長すぎです。
「1日でも早く、口内炎を治したい!」
もはや、人類共通の悩みと言って差し支えないでしょう。
私も同じ気持ちから、はちみつ、イソジン、塗り薬…あらゆる方法を試しました。
そして紆余曲折の末、なんと口内炎を5日で治すことに成功したんです。
・口内炎を5日で治せ!今すぐできる3ステップとは
・口内炎を治すなら知っておきたい5つの豆知識
はちみつ?イソジン?病院で治療?どれも必要ありません。この記事を読み終わったら、すぐ実践してみてください。
憂鬱な口内炎の痛みから、1日も早く解放されましょう。
口内炎を5日で治せ!今すぐできる3ステップとは
通常は完治に10日~2週間はかかると言われる口内炎。でも私は、いつもその半分の日数で治しています。
けして誇張ではなく、(大きさや箇所にもよりますが)5~7日経つ頃には日常生活で全く気にならないレベルになるんです。
といっても伝わりにくいと思うので、実際に私がこの方法で口内炎を治したときに記録をつけてみました。
- 1日目
- できたての口内炎でじんわり痛い
- 朝すごく腫れて痛い
- 見た目はまだ小さめ
- 2日目
- 口内炎とその周りが最高に腫れる
- 朝から晩まで痛い
- 炎症箇所によっては話しづらい
- 何を食べても刺激になる
- 見た目は白くて大きい
- 3日目
- 朝の腫れたような痛みはもうない
- 熱いお茶や柑橘類はしみる
- 押すと痛い
- 話す程度なら気を付ければ痛くない
- 見た目はまだ白いし大きさも変わらない
- 4日目
- 痛みはほぼない
- お茶を飲んでもしみない
- 舌でさわっても痛くない
- 見た目が縮みはじめる
- 押しても痛くない
- 5日目
- 存在を忘れる
- よーくみればあるかな?程度
- 痛みはまったくない
- 舌でさわってもほぼ形を感じない
一番つらいのが最初の2日間、そこを越えれば「あぁ治まってきてるな」といった感じです。
もちろん、3~5日目に新たに口内炎を作らないように、今の口内炎を刺激しないように注意しています。でも、痛みが早く引くだけでストレスの大きさが段違いです。
私はけしてケガの治りが早いとか、病気にかかりにくいなんて特殊体質ではありません。
それでもこの方法は、次の原因でできた口内炎にはかなりの効果を実感できました。
・歯で舌や唇を噛んだ
・寝不足
・栄養不足
ここでご紹介する方法は、全部で3つのステップからできています。
この3ステップ、ぜひ同時にすすめてみてください。
もちろん、1つでも全く効果がないわけではありません。でも、私のように最短5日で治したいなら3ステップすべての実践をオススメします。
少し敷居が高く感じましたか?でも、かなーり低コストな方法しかありません。また、入手しやすいものばかりですから、気軽に今すぐ始めることができます。
どうせそのまま放置していても、口内炎が早く治るなんて都合のよい奇跡は起きません。
まずは実践あるのみ。順番に解説していきますね。
あくまで個人の実体験に基づくものです。絶対の効果を保証するものではありません。
極端に効果・効能の強いものは使いませんが、心身に何かしらの支障が出た場合は必ず使用を中止してください。
ステップ1:口内炎を傷つけない歯磨きを
口内炎を予防し、また、悪化させないために誰もがまず思いつくのは「口内環境を清潔に保つ」こと。
そのために欠かせないのが、毎食後の歯磨きですよね。
でも、実はその歯磨きで口内炎をさらに悪化させてしまっているとしたら…?
・体にやさしい成分の歯みがき粉をえらぼう
歯磨きしたときに「口内炎に歯みがき粉がしみて痛い!」人、要注意です。
しみている=炎症箇所をガッツリ刺激している、ということ。体は口内炎を治そうとしているのに、その妨害をしてしまっているんです。
市販の歯みがき粉には、次のような人体に刺激の強い成分を配合した商品が数多くあります。
・合成界面活性剤
・アルコール
・防腐剤
・合成香料
・合成着色料
口内炎を早く治したいなら、しみる歯磨き粉は絶対にNG!この機会に、歯磨き粉を見直してみましょう。
もし上記の成分が含まれる歯みがき粉を使っているなら、残量があっても潔く捨てることをオススメします。
わざわざ刺激の強い歯みがき粉をえらんで、みずから口内炎の治癒を遅らせてしまう理由はありません。
口内炎を早く治したいなら、体にやさしい成分でできている歯みがき粉をえらびましょう。
ちなみに、入手しやすさや価格の安さ、成分の安全度から私が選んでいる歯磨き粉がこちら。
シャボン玉せっけんハミガキのオススメポイント
- 合成界面活性剤不使用
- 主成分が無添加せっけん
- 天然香料を使用
- 大手ドラッグストアに高確率で置いてある
- 安い(300円台)
- 歯周炎、歯肉炎対策版の薬用歯みがき粉もある
口内炎ができてから変えるのも面倒なので、私はこれを普段使いにしています。後味にヌルっと感が残らず、使い心地も◎。
また、ドラッグストアに高確率でおいてあるので、すぐ入手できるところも魅力的ですね。
ほかにもパックスナチュロンなど、石けん主体の歯みがき粉は種類が豊富です。ぜひ探してみてくださいね。
ステップ2:毎食後にビタミン摂取
口内炎を早く治す方法といえば、ビタミンの摂取が有名ですよね。
ネイチャーメイドやチョコラBBなど、ビタミンを集中して摂取できる商品をよく見かけると思います。
でも口内炎を治すためだけに飲むには、コストが高いものばかり。ビタミンによる効果をえるには継続摂取が基本ですから、1回のコストが安いに越したことはありません。
かといって、毎日の食事から必要なビタミン郡を摂取するには、調理に一工夫必要になります。
なぜならビタミンCは水溶性のため、野菜を洗うだけでも水に溶けだしてしまうんです。
スープや煮込み料理が推奨されますが、毎日継続して摂取する方法としてはちょっと現実的ではないですね。
そこで、毎日継続してもコストがかなり安く、手間もかからないこちらの方法がオススメです。
・毎日3gのビタミンCを摂取しよう
方法はいたって簡単。粉末状のビタミンCを水またはお湯に溶いて飲むだけ。
これを1回1g×1日2~3回行います。
その都度1gをはかるのが面倒な方は、シュガーポットがオススメです。
ビタミンCは、空っぽの胃にいれると胃を荒らしてしまいます。
必ず食後に飲みましょう。
食後であれば、朝・昼・間食・夕のどの時間帯でも問題ありません。
粉末のままだとかなり酸っぱいです。
粉末1gをマグカップ1杯ぐらいの水で溶くと、ちょうどよい塩梅になります。夏はキンキンに冷えた炭酸水で飲んでもいいですね。
マグカップ1杯を飲むのがつらい、あるいは飲む時間がない人はオブラートに包むと早くて楽ですよ。
ちなみに、私がいつも口内炎を治すときに頼るビタミンC粉末がこちらです。
サプリメントやペラックT錠など市販薬でもいいですが、コスト面では圧倒的にこちらに軍配があがります。
1袋1kgなので、ざっと1000回分。1日3回としても、333日分で1,800円前後です。
もしサプリメントなど使っていたら、1回のコストを比較してみてください。比べ物にならないはずです。
ところで、「口内炎を治したい!」と検索するとよく出てくる推奨ビタミンはB2やB6ですよね。
でも、私が摂取しているのはビタミンC。これにはちゃんと理由があるんです。
口内炎ができてしまったときに摂取が推奨されるビタミンには、それぞれこんな効果があります。
ビタミンB2 ⇒ 脂質やタンパク質の代謝を促し、皮膚や粘膜を健康にする
ビタミンB6 ⇒ 免疫力を高めつつ、皮膚の成長を助ける
ビタミンC ⇒ 病原体への抵抗力を高め、口内の傷や炎症の治癒を促す
ビタミンB2は比較的食事でとりやすく、ビタミンB6は腸内で作られるため不足しにくい栄養素と言われています。
ただし、ビタミンB郡はB2やB6だけ摂取しても効果が出にくく、B郡全体をバランスよくとる必要があるんです。
もちろんバランスよく摂取できれば理想的ですが、そこまで考えながら食事をとるのはちょっと大変ですよね。
一方、ビタミンCは「炎症を抑える」作用があると言われており、口内の傷を早く治す手伝いをしてくれます。
実際、口内炎ができた人にビタミンCの摂取をすすめるお医者さんもいるようです。
ビタミンCは水に溶けるもので、腸から吸収される量も上限があり、摂りすぎた害はあまりない。空腹時に摂りすぎると便が軟らかくなって下痢したり(1回、1グラム)、ごくまれだが悪心、嘔吐(おうと)を起こす(2グラム)こともある。一時期、ビタミンCを摂ると結石が出来ると言われたが、今では否定され、逆に膀胱(ぼうこう)結石が少なかったという報告もある。食後、栄養補助食品として摂るのは問題がないので、たばこを吸っている人、アフタ性口内炎が出来やすい人、風邪をひきやすい人などはビタミンCのサプリメントを試してみてほしい。
個人差はあると思いますが「口内炎の治癒を早める」目的であれば、私は圧倒的にビタミンCの方に効果を感じました。
コストも安く、手間もかかりません。だまされたと思って、ぜひ一度試してみてください。
ステップ3:睡眠時間を有効活用しよう
起きている間は意識して刺激をさけたり、口内の乾燥をふせぐことが可能ですよね。
でも、寝ている間はどうでしょうか。寝ぼけて患部を噛んでしまったり、就寝中に口が空いていれば乾燥からまた悪化してしまうかも…。
就寝中は、痛みを意識せずに口内炎を治せる貴重な時間です。この方法でさらなる悪化を防いでおきましょう。
・就寝中に口内炎パッチ大正クイックケアを使おう
口内炎パッチ大正クイックケアは、大正製薬株式会社のパッチ形式口内炎治療薬です。
患部に直接貼り付けることで乾燥や刺激から守りつつ、じんわりと薬を浸透させ、口内炎の治癒を助けてくれます。
パッケージにも記載がありますが、5歳未満の子供には使用しないでください。
また、5歳以上の小児が使用するときは、必ず保護者が一緒に行ってください。
私がこの大正クイックケアをオススメする理由は、主に3つ。
・口内のほとんどの箇所に貼れる
・一度貼ったら全く動かない
・誤って噛んでもさらにえぐれる心配がない
色んな場面で何度か試しましたが、舌でさわっても指で押してみても微動だにしません。
水分をとる程度なら全く問題なし!しかし、さすがに食事をしていたら剥がれてしまいました。
食事をとる機会の多い日中でも効果はありますが、口内が落ち着く就寝中に使うのが最適解でしょう。
使い方は、就寝前に歯磨きをしたらすぐ貼って、そのまま寝る。これだけです。朝になる頃に自然に剥がれてくれます。
剥がれた後を見てみると、見た目は白いクレーターのままです。でも、舌でそっとさわると痛みを感じません。
完治していない時期は数十分~数時間程度でまた痛み始めますが、その時点でも治癒の早まりを実感できると思います。
大正クイックケアの主成分はセルロースなので、万が一飲み込んでしまっても体に害はありません。
私も(寝ぼけて)何度か飲みこんだことがありますが、特に問題ありませんでした。
もちろん積極的に飲み込むものではないので、口内に剥がれたパッチが残っていたらちゃんと吐き出してくださいね。
なお、配合されているステロイドの効果なのか、1日に1度の使用で十分な効果を感じられました。
用法・用量には「1日1~数回」とあるので、どうしても日中使用したい人は昼食後に使うとよいでしょう。
就寝中は口内炎を治すためのボーナスタイム
先ほども言いましたが、就寝中は「最低限の痛みや刺激ですむ貴重な治癒時間」です。
口内炎を早く治したい人は、この治癒時間を最大限活かしていきましょう。
・鼻呼吸をこころがける
・睡眠による体調回復の効果を高める
口内の乾燥は、口内炎の治癒を遅らせてしまいます。普段から鼻呼吸をこころがけ、眠っている間も口がとじるようにしておきましょう。
どうしても口があきがちな人は、寝る直前に唇をふさぐように口テープをするのがオススメです。
医療用テープなどありますが、マスキングテープでも十分役割をはたしてくれますよ。
また、夜中に何度も目覚めたり、眠っても疲れがとれない人は睡眠の質を見直してみましょう。
良質な睡眠は新陳代謝を促し、心身の治癒効果を高めてくれます。
せっかくの睡眠時間、口内炎を撲滅するために有効活用していきましょう!
口内炎を治すなら知っておきたい5つの豆知識
ここまで、私が5年以上実践している「口内炎を最速5日で治す方法」について、ご紹介しました。
正直「え、こんなんでいいの?」と思われた方、多いと思います。何も、特別なことをしているわけではありませんからね。
でも、この3ステップを実践するようになってから、口内炎に悩まされる日はめっきり減りました。
口内炎に苦しむ人が一人でも助かるよう、この記事が役に立つことを願っています。
ところで、世の中にはここで紹介した方法以外にもさまざまな治療法があふれていますよね。その中には本当に効果がある方法もあれば、むしろ逆効果になるものも。
そこで、口内炎を正しく治したいなら知っておきたい5つの情報について、まとめてみました。
口内炎予防に役立つ「鼻呼吸」とは?
皆さんは普段「口呼吸」と「鼻呼吸」のどちらをしていますか?
ご存じの方も多いと思いますが、口内炎予防・治癒に推奨されるのは鼻呼吸です。
口呼吸は常に口内で空気が動くため、あっという間に口の中を乾燥させてしまいます。
すると、次の2つの理由から口内炎をつくりやすい状況を招いてしまうんです。
・粘膜の免疫力が低下する
・雑菌が繁殖しやすくなる
口呼吸の人や何もなくとも口が開いてしまう人は、そうでない人よりも口内炎ができやすいといって差し支えないでしょう。
これらは日々気を付けることで、改善が可能です。
口内炎を防ぐためにも、口をとじることや鼻呼吸を普段から意識してみましょう。
口内炎に刺激は厳禁?
口内炎が口内や両唇にできると、ついつい触りたくなってしまうのが人情です。
でも、口内炎は文字通り「口の中に炎症がある」状態。炎症箇所を舌や指でさわると、現状よりさらに悪化させてしまうおそれがあります。
口内炎は「さわらず、刺激せず、乾燥させず」が早期治癒への第一歩。口内への刺激は積極的にさけましょう。
手指で触る以外にも、口内への刺激はこんなものが考えられます。
・高濃度塩分や香辛料など刺激の強い調味料
・口内を急激熱く、または冷たくする飲食
・アルコール
・タバコ(ニコチン)
・食物アレルギーなどのアレルギー反応
ちなみに、口内炎に刺激的かどうか?判断できる目安の1つは「口内炎が痛まない、しみないこと」。
大好きなお酒や料理を心から楽しむためにも、口内炎が治るまでは控えめにしておきましょうね。
はちみつは口内炎に効果あり?
「はちみつが口内炎に効く」って噂、一度は聞いたことありませんか?
一般家庭で常備していることも多く、生活にとても身近なものですよね。誰でもすぐ実行できる手軽さから、この噂が広まるのはかなり早かっただろうと推測できます。
その方法は「朝晩2回、はちみつを口内炎に塗布する」こと。
実際に効果はあるんでしょうか?
はちみつが口内炎に効くといわれる理由は、主に次の2つにあります。
・殺菌効果がある
・粘り気が強い
はちみつ特有の粘り気で口内炎をガードしつつ、殺菌効果で口内環境を整えて治癒を早める、という感じです。
はちみつを口内に塗るなんて虫歯の原因になるのでは?と心配になりますが、はちみつの甘さの元は果糖やブドウ糖。砂糖と比べて、虫歯になりにくいんですね。
その中でも、特にオススメされているのが「マヌカハニー」。豊富な栄養素に加えて強い殺菌効果をもつニュージーランド産のはちみつです。
では、このマヌカハニーを口内炎に塗布すれば、早く治せるのでしょうか?
色々と調べた結果、答えは「NO」。全く効果がないわけじゃないけど、わざわざ選択肢にいれなくてもよいと感じました。
その理由が、次の2つです。
・そもそもはちみつ自体が刺激物
・虫歯を誘発する可能性がゼロではない
口内炎をガードする目的で塗布するのであれば、そのタイミングは歯磨きの後になります。
朝ならいいですが、就寝前では(比較的なりにくいとはいえ)虫歯の原因にもなりかねません。
また、先ほども申し上げたとおり、口内炎に刺激は厳禁です。口内炎に塗布してしみるなら、その行為で悪化させている可能性も十分に考えられます。
マヌカハニーはけして安いものではありませんし、費用対効果を考えれば選択肢から外すのが無難でしょう。
現在、はちみつや塩、アロエなど口内炎を早く治せるといわれる民間療法は多数存在します。しかし、その方法が本当に適切なのか…見極めることはとても大切ですね。
なお、マヌカハニーを含めはちみつをどうしても口内炎治癒に使いたい!という人は、次の3つを守るとよいでしょう。
・栄養面の補助として使う
・摂取は歯磨きの前に
・口内炎のカバーは軟膏かパッチで
塗布するのではなく、継続摂取する「栄養療法」としての効果を期待しましょう。
マヌカハニーは殺菌作用にとどまらず、整腸やコレステロール値の改善にも効果があるとのこと。胃腸の改善は、口内炎の予防にもつながります。
せっかくなら美味しくたのしく、正しい方法で口内炎治癒に役立てたいですね。
イソジンは口内炎に効果あり?
イソジンは、うがいや傷の殺菌・消毒に有効なポビドンヨードという成分からできているうがい薬です。
おうちの常備薬セットに、この茶色いうがい薬が入っているご家庭はかなり多いのではないでしょうか。
高い殺菌効果をもちながら皮膚や粘膜への刺激も少ないため、大人から子供まで使えるところがとても便利ですよね。
このイソジンにも、口内炎を早く治すために役立つという噂があります。
その方法は、なんと綿棒でイソジンを直接塗って「焼く」というもの。聞くだけですでに痛そうですが、口内炎への効果は…?
残念ですが、こちらも「NO」。
ただし、正しい使い方をすれば口内炎の治癒に役立てることは可能です。
その方法を知るために、まずこちらをご覧ください。
【効能・効果】
口腔内およびのどの殺菌・消毒・洗浄、口臭の除去【うがい効果について】
有効成分ポビドンヨードには、細菌やウイルスに対して殺菌・消毒効果があります。また医療現場でも、手術の際の傷口の消毒や医師の手洗い、救急隊の常備、分娩時など、さまざまな場面で使用されています。【⽤法・⽤量】
1回、本剤2~4mlを水約60mlにうすめて、1日数回うがいしてください。【注意事項】
・定められた用法・用量を厳守してください。
・小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。
・本剤はうがい用のみに使用し、キズややけどへの使用や、内服はしないでください。
・目に入らないようにご注意ください。万一、目に入った場合には、すぐに水またはぬるま湯で洗ってください。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けてください。
・本剤は使用するときにうすめて、早めに使用してください。
ん?と思った方、いらっしゃると思います。そう、効能にそもそも「口内炎」の記載がないんです。
さらに注意事項には、こうも明記されています。
・定められた用法・用量の厳守
・うがい用のみに使用し、キズややけどへの使用・内服は不可
イソジンの正しい使い方として口内炎に直接塗布する方法はなく、推奨もされていないようです。
また、必ず薄めて使用する旨が何度も記載されています。原液での使用は想定されていないんですね。
このことから、「口内炎に直接塗って焼く方法は間違い」であることがわかります。
そもそも口内炎だけを殺菌しても、口内環境がそのままではすぐに元の木阿弥です。
口内炎を早く治すために大切なのは、口内環境を整えること。その点について、うがい薬はうってつけですよね。
適切な濃度まで希釈し、うがいすることで口内も殺菌・消毒できます。こまめに行うことで、口内炎を早く治すための第一歩となるでしょう。
どんな薬でも、用法・用量を守って正しく使うことが大切です。医学的根拠のとぼしい噂に流されず、正しい方法で口内炎を早く治しちゃいましょう。
それって本当に「いつもの」口内炎?
口内炎は通常10日~2週間で治ると言われています。
私自身はこの記事でご紹介した方法で早く治していますが、逆に2週間経っても治らなかったら…?
口内炎が2週間以上治らないときは、必ず医療機関を受診してください。
なぜなら、それがただの口内炎ではなく、思ってもいないような病の症状である可能性があるためです。
次のような症状がでている場合も同様に、最寄りの歯科か口腔外科を受診しましょう。
・同じ場所に何度も口内炎ができる
・発熱や下痢、倦怠感がある
・口内炎がいつもと違う広がり方をしている
・口内にほかの症状(白班やしこり等)が出ている
・やたら出血しやすい
ここに上げた症状以外にも「いつもと違うな…」と感じることがあれば、迷わず即受診してください。
恐ろしい話ですが、口内炎はがんや感染症の症状として出ることもあるそうです。
自分の体のサインは、真っ先に自分自身が感じ取るもの。杞憂なら笑ってすませばいいのですから、面倒と思わずに病院にいきましょう。
ほんの少しでもおかしいと感じたら自力で治そうとせず、専門医へ相談する習慣をつけておくことが大切ですね。
レーザー治療ってどうなの?
早く口内炎を治す手段の1つとして、気になるのがレーザー治療です。
レーザーで口内炎の表面を焼き、かさぶたのように固めることで手っ取り早く痛みから解放してもらえます。
レーザーにほぼ痛みはなく、麻酔はしません。
さらに治療も数分で終わるなんてすごく魅力的…!に一見感じますが、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
・口内炎の種類によっては効果なし
・一度の治療で完治するとは限らない
・保険適用外
以前、行きつけの歯科医院で聞いたお話です。
「口内炎のレーザー治療は、設備のある病院ならどこでもできる。
でも、大きさとか程度によって一度で治るとは限らないから、僕はあまりオススメしないかな。
理想は治るまで毎日打つことだけど、お金もかかるしね。」
レーザー治療は基本保険適用外で、すべて自費診療になります。価格は病院によってまちまちですが、おおよそ1部位1回1,000円~3,000円程度のようです。
仮に1回2,000円の病院で3回治療をお願いすれば、6,000円…確かに、口内炎1つにお高いような気もします。
それでも、口内炎の痛みから解放される有効な手段の1つには違いありません。
気になる人は、最寄りの病院へ相談してみましょう。
今はかなり設備の普及がすすんでいるそうですが、念のため「レーザー治療が可能かどうか」の事前確認をオススメします。
まとめ|口内炎を早く治すことは不可能じゃない
私が長年実践してきた口内炎を早く治す方法について、ご紹介しました。
実践のために必要なものは、この3つだけです。
・体にやさしい歯みがき粉
・ビタミンC(粉末)
・口内炎パッチ大正クイックケア
どれも近所のドラッグストアですぐ手に入れられます。
でも、夜遅かったりお店まで行くのが億劫…なんて人は、家にいたままポチっと買えちゃうWeb通販を利用しましょう。私はいつもAmazonで購入しています。
Amazonで買うなら、アマゾンプライム(Amazon prime)への加入をオススメします。
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注文時刻によっては当日着も可能です。
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学生なら、6ヶ月の無料体験期間+月額料が半額になるプライムスチューデントがオススメです。
口内炎を1日でも早く治したいなら、今すぐ実践してみてください。
さっさと口内炎の痛みから解放されて、すがすがしい日々を取り戻しましょう!